「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」:炎を浴びる
いや今更すぎる……先日見に行ったところ流石にガラガラで快適でした。
物語に関してはあまり共感できていないので、チャチャいれる書き方になってしまいましたが記録として残します。
アニメと映画のみ鑑賞、原作未読。(アニメの前半はかなり流し見)
大体の人が知ってるとは思いますがネタバレがっつりです。
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「ハイキュー!!」古舘春一:敗者たちのこれから
久々に生活を侵食されるくらいハマっている漫画がありまして…ハイキューっていうんですけど…
私はスポーツへの興味も素養も無い、何回説明されてもサッカーのオフサイドが分からない人間ですが、素直にバレーボールってこんなに面白いのかと熱くなれる漫画です!すげ〜!
(45巻完結)
[あらすじ]
かつての烏野高校エース「小さな巨人」に憧れる主人公日向は中学バレー部で恵まれない3年間を過ごし、ようやく出場した公式戦で天才セッター影山が率いる強豪校に惨敗する。影山へのリベンジを掲げて烏野高校へ入学するも、そこには影山もおり、反発し合いながらも烏野メンバーと共に全国優勝を目指していく。
キャラクター配置の巧さ
続きを読む「さんかく窓の外側は夜」ヤマシタトモコ:オカルトサスペンスエロ
私は高校生の時に面白いと思える少女漫画が少なくなってしまい、ターゲットである少女のはずなのに見放されてしまったような絶望感を味わっていたのですが、ヤマシタトモコといくえみ綾に出会って救われた経緯があります。(今思えば別にいわゆる少女向け作家ではないけれど、「この人の作品買っておけば間違いない」と思えたのが嬉しかった)
なのでヤマシタトモコ作品は割と読んでいてこの作品の存在も知っていたけれど、当時はBLに手を出すことに気恥ずかしさがあったので避けていました(かわいいな〜)
最近違国日記を読んでやはりヤマシタトモコ良い…と思っていた折に、映画化で賑わっているのを見かけたので読んでみた次第。あと作品自体はBLレーベルだけど、8巻時点でラブもセックスも無いバディものです。
(3月発売予定の10巻で完結)
[あらすじ]
幼い頃から不気味なものが見えてしまう霊感を持った三角(みかど)が、除霊師の冷川(ひやかわ)にその能力を買われ、強引にコンビを組まされる。人としての諸々が欠落している冷川と共に除霊業務を手伝っていくうちに、とある殺人事件にたどり着く。
続きを読む「二月の勝者」高瀬志帆:狂気と教育
[あらすじ]
「君たちが合格できたのは、父親の経済力と母親の狂気」というセリフから始まり、カリスマ塾講師黒木が新人講師の主人公たちと共に、中学受験塾の弱小校舎を建て直していく
受験を描いた作品は世の中にたくさんあるけれど、中学受験となると家庭環境や親子の関係性を描かざるを得ないところがテーマとしてめちゃくちゃ面白い。
サービス業として成り立たせることと親子にとってより良い選択であること、そもそもメンタルふわふわな12歳をどうやって乗せるか。
本来7月からドラマ放送予定だったらしいがコロナで延期中らしく、主人公が井上真央なのはちょっと暑苦しそうだけど見てみたい。
いろんな子供と家庭がバリエーション豊かに描かれており、家庭の事情を覗き見するのが大好きな私はかなり面白かった。
以下若干ネタバレ含みます。
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